【元記事】客のオナベに言われた一言

新宿2丁目の老舗ビアンバーでバイトしていた頃のお話。

ビアンバーの常連客(見るからにお水系)の、
バチバチメイクのお姉さんが
カウンターでしっぽり飲んでいると
たまに飲みに来るオナベ
(某ナベバー所属)さんが来店しました。

ジェンダーフリー|総合メディアブログ
女2人のお気楽パラダイス365日
Japanese creator unit,Paradise Okiraku presents -365manga.jp

元記事:客のオナベに言われた一言

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どうやらこの2人は顔見知りのようで
久しぶり、とかここに来るんだ、とか
言葉を交わした後
オナベが「隣いーい?」とお姉さんの横に座りました。

お姉さんは一瞬間を開けたあと
ふうん、とも うんとも取れる返事をして
カウンターに視線を戻したのですが

オナベはキレイなお姉さんに狙いを定めたようで
口説き始めました。

オナベがお姉さんに個人的な質問を矢継ぎ早にしている最中
お姉さんは目もくれずに、のらりくらりしていました。

このお姉さんは、来店すると必ず
ハピ子に数曲カラオケをリクエストし
それを聞きながら、のんびり一人で飲む人でした。

当然、この日もオナベが来る前から数曲リクエストをし
合間に当たり障りない会話を楽しんでいたわけですが
オナベの登場で会話が中断されていたため
お姉さんは
「ハピちゃん、今度はアレ歌ってよ」
といつものペースでリクエストをしました。

ハピ子が歌い、お姉さんや周りの常連客が拍手を送ると
オナベはむっとした顔で
こう言い放ったのでした。

「なんだよ、こんなヤツのどこがいいんだよっ」
ハピ子や、周りの常連客にも聞こえるボリュームで…。

お姉さんはグラスを置いて

「こんなヤツだからいいのよ」
と、なめらかに言いました。

オナベは、わざとらしく
「えー!!」と騒いでいましたが
お姉さんも、ハピ子も聞かぬフリ。

当時、まだ若造だったハピ子は内心むかっときたのですが

その後も必死になってお姉さんにモーションをかけている
オナベの姿を見て

ちょっとかわいそうな人だな、と思いました。

30歳手前くらいの小柄な売れないオナベ。
ぶらぶかのスーツと背伸びした革靴、整髪料の臭いを撒き散らしながら
玄人のお姉さまを口説いている。

2丁目は、今もその時と変わらず
今宵も愛と憎悪が入り混じっているのでしょうか…。

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