本当にあった毒親の話(3)あなたのため

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コンプレックスと洗脳

昭和の価値観をずっと引き摺っていた父と母は

子供達に、大層期待をかけました。

「自分たちは出来なかったから」

と言って、沢山の習い事を私と兄にさせます。

小学校から帰ると、

今日は習字、今日は公文式、今日は水泳、今日はピアノ…

という具合に

殆どの放課後が習い事の予定で埋め尽くされるほどに。

父は幼い頃、家庭で屈辱的な扱いを受け

母は学生の頃給食費を払えないほど

困窮した時代があったことを

幼い私達に聞かせて

「習い事ができるなんて恵まれているのよ」

「私たちは良い学校に行けなかったから」

だからあなたたちは良い学校を出て

良い会社に就職して

良い家柄の人と結婚して

良い家庭を作るべきなのよ

呪文のように、繰り返し繰り返し言い聞かせ

最初のうちは楽しかった習いごとも

次第に「やらされている」感覚が

強くなっていきました。

子供=自分だという感覚のおそろしさ

良い会社、というのはどういうものなのか

両親に聞いたことがあります。

どんな職業が良い仕事で

どんな会社に入れば安心で

どんな人と結婚をしたら、

良い人生になるのか。

二人とも明確に答えることは

出来ませんでした。

「習い事ができる状況を感謝しなさい」

と、話をすりかえる両親に

子供ながら疑問を持ちました。

適切な教育を受けられなかったことを

コンプレックスに感じて

その鬱憤を子供に代理で実現させるべく

あなたのため

と言って子供に押し付ける。

違うでしょう?

良い家庭を築きたかったのは

自分の方でしょう?

虐待をする親は、どうしても貧困層や

片親のイメージが世間では強いけれど

ある程度小金を持って

両親が揃っている家庭でも

当然あるのです

そのことを前置きしておきますね。

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