本当にあった毒親の話(20)犯人の思考

ネグレクト、性的虐待、モラ(ミラ子)
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チクることは、いけないこと?

発信することが、今でこそ当たり前で

自由な時代になりましたけど

この頃は自分発信なんて

方法があまりありませんでした。

エッセイとか、そのくらいではなかったかな。

だから、苦しんでるとか辛いとか

吐き出すチャンスもなくて

闇に葬られやすかったのかもしれません。

でも、これも人によるところが大きいだろうな。

どんな年齢、性別、立場の人にも

言論の自由がある

当然のことが尊重できる人には

こんな、みっともない言い訳は

しないでしょうし…。

この時代になっても

頭がカチコチで排他的な人もいますもの。

忌々しそうな話し方をずっと覚えている

子供で、社会との関わりがあまりなかったから

母のような身内が「おかしい」のだとは

なかなか認め辛いものがありました。

オカシイ母親だと気付いたところで

自分にはその状況を修復できそうにないし

だったら、「こういうもの」なんだと

腹を決めた方が楽なのです。

忌々しそうに、心からの憎しみを込めた言い方と

暴言の数々や無視された状況や表情を

昨日のことのように思い出せます。

むろん母は否定するでしょう。

「虐待はしていない」

「気のせいだ」

水掛け論が得意なのも、

毒親は犯罪者によく似ていると思う所以のひとつです。

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