本当にあった毒親の話(14)逆恨み

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家には沢山の料理本があったけれど…

立派な本棚に、ハードカバーの料理本や

お菓子作りの本が沢山あったのを

今でも覚えていますが…

母の手作りの料理を

殆ど思い出すことが出来ません。

父がいる時には、

肥満(どこで何を食べたんだ?)になり始めた

父のためにトマトのスライスに焼き魚、味噌汁、白米、

納豆…と朝食のような夜ご飯が出ましたが

父は月に数回帰ってくるのみになっていたので

そのような白米が出る食事

子供達には提供されませんでした。

シャトレーゼが妹のお墓の近くにあったので

妹に備える(という名目)ために寄って

お供えのおさがりを貰ったあの日。

こちらの様子を探る母の目。

父に、ケーキを夜ご飯にしたことを

咎められた時の憎しみの籠った目。

母の目は、蛇のようにぬめぬめとしていて

今思い出しても背筋が寒くなります。

どんどん太っていく両親と、痩せていく子供

ケーキやお菓子を夜ごはんにするのは、

成人して自分の意志でやっているなら

誰も咎めないと思います。

褒められた食生活ではありませんが…

善悪の区別はつくし、その責任は自分が取るのですから。

それを幼い子供にすることは

育児放棄(ネグレクト)

であることは自明でしょう。

十分な財力があって、健康な体があって

家を任されている専業主婦の立場では、尚更。

本があったのだから、

最初は頑張ろうと思っていたのかもしれません。

でも、何もかも面倒になってしまった。

夫婦関係を保つことも、

交友関係を持つことも、

子育てをすることも。

でも、自分の食事はしっかりとって

どんどん肥えていくのが対照的でした。