高齢者タクシードライバーと通院

お金や老後
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こんばんは、こんにちは。おはようございます。

ゲイとビアンのお気楽パラダイス、ミラ子です。

ケガが絶えないハピ子だけど…

ついに定期健診の時期がやってきました。

歯医者もね。

↑前回がこんな感じで、あまり対応がよろしくなかったから

行くのが気まずいですね。

それよりも問題なのが通院手段。

3人で移動するとなると

電車よりタクシーがいいのだけど…。

高齢の個タクドライバー、最後の営業

なんと…長い間お世話になっていた

個人タクシードライバーのおじさまが

タクシー引退することになったのです。

好きでした。

ムード歌謡曲も。

何度も同じ話を繰り返すことも。

会話に割って入るところも。

急ブレーキも、急発進も。

かなりご高齢だとは思っていたけど

まさかもうじき80になるとは。

ドクターストップがかかって、お子さんたちの所で

隠居生活をおくるとのこと。

最後の営業に三人で乗車できました。

何度かヒヤリとしたことは

確かにありました。

一時停止無視して接触とか…

プライベートで事故ったり…

あとは追突したりこすったり

(結構あるな)

ニュースで高齢ドライバーが交差点に進入して大事故になったり、

歩道に乗り上げて人をはねてしまったり…

というのを見る度に

おじさまのことを想ったりしたのですよね…。

「勝手な都合でごめんね」

「申し訳ない」

と涙を浮かべて謝ってたおじさま。

そんなおじさまを…

「いいのいいの。自分のことだけ考えて」

「健康が一番よ」

「家に帰るまでがタクシーだからね!」

と言って握手したゲイ&ビアン達。

急な話で、通院も遅い時間だったから

何も用意できなくて

いつも渡してるお茶と珈琲が最後の餞別になってしまいました。

「最後は見送ってあげようよ」

というハピ子(元ドライバー)のおかげで

さっさと家に入らなくて済んだ私たち。

いや本当気が利かなくてすみません

大きく三人で手を振る先に

ぐるりと白い車体を輝かせ

パッシングで応えるおじさま。

クラウンアスリートの

重く高いホーンの音と

てっぺんの輝く提灯の光を

いつまでもいつまでも見送っていました。

長い間お疲れ様でした。

ありがとう。おじさま。

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