憎くて仕方ないから容姿も批判
母は虫の居所が悪いと
こんな風にあらゆるものを
批判しだしました。
最初こそ、言う事を聞かず
反抗的な長男をいびっていたものの
次第に兄が母を無視するようになってからは
矛先は100%ミラ子に向かいます。
女親は男の子の方がかわいい、
と堂々と宣言する人がいましたが
母もそのタイプだったようです。
自分は家事もせず、
日がなソファに寝そべっていても
子供の体調不良や熱、咳には
烈火のごとく怒りまして
うるせえ、静かにしろなどと言います。
自分は年中体調不良(という設定)
そんなこんなで、
街に出ないと医者にかかれないほど
過疎地に住んでいましたので
母の機嫌が悪いと
病院にかかることが出来ませんでした。
バスだってないし、
子供だった自分は
母親の機嫌を損ねないよう
ただ布団にくるまって
咳を我慢するしかありませんでした。
「ああ具合わるい」
とソファでうだうだしていた母の姿は
今でも忘れません。
コメント
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