本当にあった毒親の話2(2)I高校について

ネグレクト、性的虐待、モラ(ミラ子)
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■前回のお話

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■第一部からネタバレ

ミラ子が中学校を卒業した後、

ミラ子と父親は県外のとある土地に移住する予定でした。

離婚をするとか、

離婚したらミラ子と父親で一緒に住むとか

トレーラーハウスを据え置くとか。

父の夢物語を私は信じ

勉学に勤しみました。

兄はもともと公立高校にすすむ予定でしたが

学力の関係か、I高校に希望校を切り替えました。

そのあたりでは富裕層が通う学校とされていて

だから合格した時、母は大喜びで

知り合いや親せきに吹聴したものです。

父は海辺の町に引っ越してきた時から私にその高校の進学を薦めました。

小さいころでしたから、

私は純粋にその高校に行くものだと

考えていました。

その高校に合格すれば、

父の喜ぶ顔が見られる。

そして、新しい土地から

その高校に通えば

人生に何等かの楽しいことが

起こるであろうと

信じて疑わなかったのです。

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