男尊女卑思想の色濃く残る家で
念願のI高校に合格したミラ子。
兄のマサが合格した時には
大喜びだった母親は、
ミラ子の合格の知らせを聞いても
顔色ひとつ変えず
ただ「お兄ちゃんと同じ高校に行きたがるなんて」と
まるでミラ子が兄の真似をしたかのような言い方をしました。
一連の出来事の加害者である兄を
私が好きだなんて
どう考えてもおかしいし
真似をしたのは兄の方なのに。
でも、この時のミラ子は
家庭内の悪として扱われていましたから
それ以上言い返す気力も
反抗する勇気もなかったのでした。
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