■前回のお話
■毒親シリーズネタバレ
◆父とミラ子
経営者だった父の新たな展望
会社を経営していた父は
変化を好みました。
「これがいい」と思ったら即行動。
様々なサービスや商品を、人伝てに聞いたり
情報を収集したりして試していました。
この時は美容系の店舗を新設するとのことで
設置されたばかりのピカピカの器具や
内装を見せてくれました。
「なぜ美容系なのか」
私はこの時は考えもしなかったけれど
実際は、ある目的があったようで
その目的を母はかなり訝っていました。
女の勘…というべきものでしょう。
昔と違う父の笑顔
モラルハラスメントの権化・毒母に
いびられた後に優しくしてくれた父。
たまに温泉や健康ランド、
ラーメンや外食に連れ出してくれ
心の拠り所だった父。
幼少の頃に見た笑顔と
この頃見かける父の笑顔が違うことで、
なぜかモヤモヤするのだけど
そのモヤモヤを解決することより
目の前の現実を片付ける方が先決でした。
女の勘は、家族に対しても
子供でも─発揮されるようです。
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